鎌倉駅の11人
12月9日、午前9時の鎌倉駅は師走とはいえ、多くの人たちが降り立ちドラマのブームが感じられました。
晴天の下、鳩友会会長の門村さん、この鎌倉ウォークの企画担当の本田さんを始め13人ならぬ11人でスタートとなりました。
鶴岡八幡宮境内の大河ドラマ館、鎌倉国宝館はタイムリーな時なので、見ごたえがありました。
本殿下の大銀杏は2010年3月の嵐で倒れ、のちに根元からヒコバエが育ち、10年余りの現在は、黄金色の葉を魅せておりました。
昼ご飯は段葛近くの蕎麦屋さんで英気を養い?午後は頼朝の館、幕府の置かれていた大御所跡へ。静かな住宅地の一角に石碑を訪ねました。
頼朝墓、北条義時法華堂跡に思いを寄せながら覚園寺へ。覚園寺は義時が建てた、北条氏の寺で、義時の身を護ってくれた十二神を祀るお堂があり、境内の紅葉も美しく、青葉も残り奥行きに心を残しつつ、寺を後にしました。
寺の方のご案内説明もあり、充実した充実した時間となりました。
最後の栄福寺は復元された基礎石と池が、山渓に囲まれ静かに世界文化遺産の登録を待っているかのように見えました。
今回はディープな旅とのタイトルの通り、なかなか観光バスでは入っていけない場所や歴史の中で、ともすれば見過ごしてしまう人物に出逢えた旅でした。
貴重な景色と楽しい時間を過ごさせて戴き、ありがとうございました。
執行部の皆様に感謝いたします。
終わり
昭和52年入社
観光バスガイド
今栄(旧姓抱石)百合子